振付家を目指す若手を対象とした各地のプログラム:ダンスでいこう!! 2025
京都:京都振付実験室
公演日程:①2025年11 月7日・8日(金・土)/②11月14・15日(金・土)
公演場所:SPACE LFAN(京都市東山区本町十丁目151-1)
振付ワークショップ日程:9月3日・9月17日・10月15日(水)
振付ワークショップ講師:東野祥子、中村蓉、黒須育海(振付家・ダンサー)
―作品の構想を実験的にでも形にして人に見せる機会を持つ
―上演作品へのフィードバック、参加者同士の交流の機会を設ける
―振付という役割の幅広さを知ることや、自身の作品を客観視する機会として、振付家のためのワークショップを創作期間中に設ける
―希望者には振付家がダンサーと出会う場を設ける
2010年以降、京都では小劇場や大学が担ってきた育成・支援が減り、振付家や振付家を志す若手アーティストが、自身の作品を試す上演の場や学びの場が、極端に減っています。最初の第一歩を踏み出すのも難しい状況にあります。
そこで今一度、作品上演を試し振付を幅広く学ぶためのダンスの場を立ち上げるため、「京都振付実験室」を始めます。
まだ初演を迎えていない構想段階のダンス作品をテクニカルも含めて実験的に上演可能な場を設けることで、稽古場でのショーイングの段階から演出等を具体的に試す機会、客観的フィードバックを得る機会とします。初演するためのハードルを下げることで新しい発想やアイデアをカタチにしてみる実験的な場を目指します(但し、実現可能なテクニカルの規模は「Enjoy Dance Festival」に比べて制限があります)。また、作家及び作品の成長には再演の機会が数多く必要なため、再演作品も対象とします。
作品創作期間中に、参加振付家・ダンサーのための3日間の振付ワークショップを行うほか、希望者を対象に振付家とダンサーが出会う場を設けます。
また、サポートのひとつに、上演作品の中から「Enjoy Dance Festival 2025 in KOBE(2026年3月開催)」へのステップアップ(「ダンスでいこう!!」開催地推薦枠)を設けます。
ダンス作品の構想(出演者2名以上)がある方は、ぜひチャレンジしてください。
■プログラム詳細
全国公募にて上演作品・振付家を8組決定。創作期間中に行う3日間の振付ワークショップを経て、11月に公演を行います。
公演は4組づつ2回に分けて実施します。いずれもアフタートークや交流会を設けます。
また、希望者には“振付家とダンサーが出会う場“を設けます。
【振付ワークショップ】
9月3日(水)東野洋子
9月17日(水) 中村蓉
10月15日(水)黒須育海
会場:京都市内の稽古場を予定
1日の内容:作品のプレゼンテーションまたはショーイング/講師による振付のためのワークショップと話/質疑応答や対話(予定)
※具体的な内容は、参加者決定後に講師とのミーティングにより決定します。
参加者が創作中の作品について振り返り、気づきを得たり、作品をブラッシュアップする機会とします。
※すべてのワークショップに参加できなくても問題ありません。
【振付家とダンサーが出会う場】
新作を構想中で参加決定後にダンサー募集を希望する振付家を対象に、振付家によるダンサー選考のための対面ワークショップを設けます。
日程は希望する振付家と調整のうえ、決定します。
【公演】
日程:
① 2025年11月7・8日(金・土)
② 2025年11月14・15日(金・土)
会場:SPACE LFAN(京都市東山区本町十丁目151-1)
※前日の木曜日に劇場入り、仕込・リハ。金曜(ソワレ)土(マチネ)の2回公演。
※各公演終了後、ゲストを交えてアフタートークを行います。
■企画・運営
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
https://jcdn-web.org/
Artist / Speaker