振付家を目指す若手を対象とした各地のプログラム:ダンスでいこう!! 2025
京都:京都振付実験室
■参加振付家・作品が決定し、チケット予約を開始しました!!
2025年
【Aプロ】11 月7日(金) 19:00・8日(土) 14:00
【Bプロ】11月14日(金) 19:00・15日(土) 14:00
※開場は開演の30分前。
会場:SPACE LFAN
(京都市東山区本町10丁目151-1)
料金:[各日]一般2,500円/U25 1,500円/高校生以下無料
[2公演セット券]一般4,000円(全席自由)
※当日500円増 ※未就学児入場不可 ※「U25、高校生以下」は要証明書 ※JCDN会員割引有(一般200円引)
チケット取扱:https://choreographers.jcdn.org/25-reserve
振付家・上演作品:
【Aプロ】11 月7日(金) 19:00・8日(土) 14:00
・天野朝陽(神戸)「Hallucinogen」
・新井海緒(京都)「Stick Out」
・中村ちはる(大阪)「タイトル未定」
・渡辺明日香(京都)「人間観察(仮)」
【Bプロ】11月14日(金) 19:00・15日(土) 14:00
・岡市悠暉・竹下未咲映(京都)「intrinsic」
・富永あみ(横浜)「SHOZAI」
・松﨑桃子(京都)「Unnatural」
・渡邉尚(京都)「タイトル未定」*ゲストアーティスト
*上演後に、ゲストを迎えてトークを行います。トーク終了後、会場内にて交流の時間を設けます。
*()は振付家の活動拠点 *掲載順は必ずしも上演順ではありません。
アフタートーク ゲスト:
■11 月7日(金) 東野祥子(ANTIBODIES Collective代表/振付家・ダンサー)
■11 月8日(土) 川崎陽子(KYOTO EXPERIMENT 共同アーティスティック・ディレクター)
■11月14日(金) 小倉由佳子(ロームシアター京都 プログラム・ディレクター)
■11月15日(土) 坂本公成(演出家・振付家・プロデューサー)
新しい発想やアイデアをカタチにしてみる実験の場へようこそ。
――「京都振付実験室」は、新作またはリクリエーションを構想中の若手振付家が3組の講師(東野祥子、中村蓉、黒須育海)による振付ワークショップを経て公演を行う、「ダンスでいこう!!」の新企画です。
まだ初演を迎えていない構想段階の作品やリクリエーションを試みたいダンス作品を、テクニカルも含めて実験的に上演可能な場を設けることで、稽古場でのショーイングの段階から演出等を具体的に試す機会、客観的フィードバックを得る機会となること、新しい発想やアイデアをカタチにしてみる実験的な場を目指します。
このたび、公募により7名の振付家が決まりました。うち3名は、自身の作品に出演するダンサー募集ワークショップを経て、作品づくりに挑みます。また、ゲストアーティストによる実験作の上演もあります。4公演ともに終演後にゲストを招いてアフタートークを行います。
若き振付家の新たなチャレンジを、ぜひ見届けていただき、ご感想をいただけますと幸いです。
[振付家・作品紹介]
【Aプロ】11 月7日(金) 19:00・8日(土) 14:00
■天野朝陽(兵庫)
「Hallucinogen」
構成・演出・振付:天野朝陽
出演:大竹遼、紙岡慧、長野里音
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崩れかけ続けるダンスダンスダンスダンスダンスダンス。
ダンスとロックバランシング。石を積む行為に宿る祈りと瞑想を、身体と舞踊でなぞる試み。
古来から続く祈りと現代のダンスが交差し、反復と集中の先に、新しい儀式を立ち上げる。
積み、崩れ、踊り、踊る。
崩れかけ続けるダンスダンスダンスダンスダンスダンス。
■新井海緒(京都)
「Stick Out」
構成・演出・振付・衣装:新井海緒
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無力感に苛まれても、追いかけて振り落とされてもしがみついて、そうやって未来を切り開いていく。
必要なのは抗い、旗を振り続けることだ。
■中村ちはる(大阪)
「タイトル未定」
構成・演出・振付:中村ちはる
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自転車を漕ぎながらメロディーを口ずさんだ。2小節で中断してみた。
すると耳や目、肌が接するリズムを捉え出した-私を包み込むものについて。
■渡辺明日香(京都)
「人間観察(仮)」
構成・演出・振付:渡辺明日香
出演:ふくいさほ、吉岡宙、渡辺明日香
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人間の身体で行われている循環や、身体のしくみに焦点をあてたダンス作品。
おもわず自分の身体を動かしたり、目を向けたくなるかも?!
身体は日々、血を運び循環し、再生を繰り返す。
身体感覚が失われていくこの時代に、逆行して私たちは循環と再生を繰り返し感覚を生成していく。
人間の身体で行われている循環や、身体のしくみに焦点をあて、ダンスの構造に取り入れ創作をします。身体の形は、感情や情報を放ち、形は動きを想像させる。
人それぞれがこれまで経験した身体感覚や、身体がもつ面白さを探求し、観てくれる人がおもわず自分の身体を動かしたり、目を向けたくなる作品を創造します。
【Bプロ】11月14日(金) 19:00・15日(土) 14:00
■岡市悠暉・竹下未咲映(京都)
「intrinsic」
構成・演出・振付・出演:岡市悠暉 竹下未咲映
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intrinsic [内在的な,本質的な]
このからだのうちから湧き上がるものをとことん突き詰めてみる。充実?絶望?幸せ?
からだのうちから湧き上がるものがたしかにある。
内側に意識を向けて自分らしさを見つけることに価値があると言われるけど、優先されるのは表面的で効率がいいものばかり。
個人の価値を共有できたという実感は感じられない。
便利で恵まれた環境で、生きることに力を使わずに過ごせてしまうこんな時代に、このからだで、本能的に動いて、動き切った先にからだのうちから湧き上がるものをみてみたい。
■富永あみ(神奈川)
「SHOZAI」
構成・演出・振付:富永あみ
出演者:岩城かのこ、富永あみ、安永ひより
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そうここに、数えられる身体がある。
そうここに、数えられない心があった。
■松﨑桃子(京都)
「Unnatural」
構成・演出・振付:松﨑桃子
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無意識的な違和感に宿る感覚を辿り、私たちは何を見出すのか。
違和感のその根源は何なのか。ある日、自身の違和感に疑問を持ち、感覚を辿りながら奥底にあるものを実験的に形にした作品です。主観でありながら、無意識に感じる違和感には共通項がある。変容し続ける社会の中で、私たちはその欠片に気づく事が出来るのか。
ゲストアーティスト:
■渡邉尚(京都)
「タイトル未定」
![]() photo: Shirley Dorino |
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<「京都振付実験室」プログラムついて>
公演日程:【Aプロ】2025年11 月7日・8日(金・土)/【Bプロ】11月14・15日(金・土)
公演場所:SPACE LFAN(京都市東山区本町十丁目151-1)
振付ワークショップ日程:9月3日・9月17日・10月15日(水)
振付ワークショップ講師:東野祥子、中村蓉、黒須育海(振付家・ダンサー)
―作品の構想を実験的にでも形にして人に見せる機会を持つ
―上演作品へのフィードバック、参加者同士の交流の機会を設ける
―振付という役割の幅広さを知ることや、自身の作品を客観視する機会として、振付家のためのワークショップを創作期間中に設ける
―希望者には振付家がダンサーと出会う場を設ける
2010年以降、京都では小劇場や大学が担ってきた育成・支援が減り、振付家や振付家を志す若手アーティストが、自身の作品を試す上演の場や学びの場が、極端に減っています。最初の第一歩を踏み出すのも難しい状況にあります。
そこで今一度、作品上演を試し振付を幅広く学ぶためのダンスの場を立ち上げるため、「京都振付実験室」を始めます。
まだ初演を迎えていない構想段階の作品やリクリエーションを試みたいダンス作品を、テクニカルも含めて実験的に上演可能な場を設けることで、稽古場でのショーイングの段階から演出等を具体的に試す機会、客観的フィードバックを得る機会とします。初演するためのハードルを下げることで新しい発想やアイデアをカタチにしてみる実験的な場を目指します(但し、実現可能なテクニカルの規模は「Enjoy Dance Festival」に比べて制限があります)。
作品創作期間中に、参加振付家・ダンサーのための3日間の振付ワークショップを行うほか、希望者を対象に振付家とダンサーが出会う場を設けます。
また、サポートのひとつに、上演作品の中から「Enjoy Dance Festival 2025 in KOBE(2026年3月開催)」へのステップアップ(「ダンスでいこう!!」開催地推薦枠)を設けます。
構想中のダンス作品(出演者2名以上)や、リクリエーションを試みたいダンス作品がある方は、ぜひチャレンジしてください。
■プログラム詳細
全国公募にて参加アーティスト(振付家)を8組決定。創作期間中に行う3日間の振付ワークショップを経て、11月に公演を行います。
公演は4組づつ2回に分けて実施します。いずれもアフタートークや交流会を設けます。
また、希望者には“振付家とダンサーが出会う場”を設けます。
【振付ワークショップ】
9月3日(水)東野祥子
9月17日(水) 中村蓉
10月15日(水)黒須育海
会場:SPACE LFAN(京都市東山区本町十丁目151-1)
時間:10:30頃から20:00頃まで、1日かけて行う予定
1日の内容:作品のプレゼンテーションまたはショーイング/講師による振付のためのワークショップと話/質疑応答や対話(予定)
※具体的な内容は、参加者決定後に講師とのミーティングにより決定します。
参加者が創作中の作品について振り返り、気づきを得たり、作品をブラッシュアップする機会とします。
※すべてのワークショップに参加できなくても問題ありません。
【振付家とダンサーが出会う場】
新作を構想中で参加決定後にダンサー募集を希望する振付家を対象に、振付家によるダンサー選考のための対面ワークショップを設けます。
日程は希望する振付家と調整のうえ、決定します。
【公演】
日程:
① 2025年11月7・8日(金・土)
② 2025年11月14・15日(金・土)
会場:SPACE LFAN
※前日の木曜日に劇場入り、仕込・リハ。金曜(ソワレ)土(マチネ)の2回公演。
※各公演終了後、ゲストを交えてアフタートークを行います。
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■企画・運営
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
https://jcdn-web.org/
応募要項
https://choreographers.jcdn.org/opencall/d25_kyoto_yoko
※終了しました
■出演者募集ワークショップ【振付家とダンサーが出会う場】参加者募集!<8月31日(日)>
振付家:新井海緒/松﨑桃子/渡辺明日香 ※終了しました
「京都振付実験室」は、新作またはリクリエーションを構想中の若手振付家が3回の振付ワークショップを経て11月に公演を行う、「ダンスでいこう!!」の新企画です。
このたび、公募で決まった参加振付家のうち3名(新井海緒/松﨑桃子/渡辺明日香)が、各自の作品に出演するダンサーを募集します!
各振付家の作品構想および条件は要項に記載の通りです。
出演を希望する方は、8月30・31日(土・日)に行う出演者募集ワークショップ【振付家とダンサーが出会う場】にご参加いただき、各振付家のワークショップを体験後に、希望を伺ってマッチングします。
主に京都を拠点に活動する若手振付家の作品に出演する機会を求めている方、ぜひこの機会にご参加ください。
募集要項 https://choreographers.jcdn.org/opencall/d25_kyoto_dancer
Artist / Speaker
アーティスト/スピーカー
Ticket
購入・予約
京都振付実験室
発売中

- 会場
- SPACE LFAN(京都市東山区本町10丁目151-1)
- 日時
- 2025年
【Aプロ】11 月7日(金)19:00・8日(土)14:00
【Bプロ】11月14日(金)19:00・15日(土)14:00
※開場は開演の30分前。 - 料金
- [各日]一般2,500円/U25 1,500円/高校生以下無料
[2公演セット券]一般4,000円
※当日500円増
※未就学児入場不可
※「U25、高校生以下」は要証明書
※JCDN会員割引有(一般200円引)
【Aプロ】天野朝陽、新井海緒、中村ちはる、渡辺明日香
【Bプロ】岡市悠暉・竹下未咲映、富永あみ、松﨑桃子、渡邉尚
[チケット予約]
・Googleフォーム https://forms.gle/KDqk2DTFRfUw5crG6
[その他、お知らせ]
※各公演50席程度。お早めにご予約ください。
※会場は階段を上がって2Fにございます。近隣が住宅のため、特に20時以降は外での会話の際にご配慮いただけますようお願いします。
※上演後に、ゲストを迎えてトークを行います。トーク終了後、会場内にて交流の時間を設けます。