Choreographers2025 浦添公演

次代の振付家によるダンス作品上演&トーク

髙橋綾子「Political Spaghetti」・宮悠介「かたちたち」photo:Toshie Kusamoto、山下残「横浜滞在」photo:Ai Shinzato

2025年9月27日(日)14:00開演
プレトーク:13:00~13:45(12:45開場)

会場:アイム・ユニバース てだこホール 小ホール
(〒901-2103 沖縄県浦添市仲間1丁目9番3号)

料金:前売3,000円/U25・障がい者* 2,000円/高校生以下 1,000円(全席自由)
  ※当日500円増 ※障がい者は介助者1名も同料金 ※JCDN会員割引有

チケット発売日:7月24日(木)10:00~

チケット取扱:https://choreographers.jcdn.org/25-reserve

振付家・上演作品:
高橋綾子/Ayalis In Motion 「Political Spaghetti」*KCA2024 オーディエンス賞
宮悠介「かたちたち」*KCA2024 京都賞・オーディエンス賞
山下残による浦添オリジナル作品

プレトーク:「社会とコンテンポラリーダンス作品との関係!?」
石井達朗(舞踊評論家)×吉田純子(朝日新聞社 編集委員)

 

>出演者募集中!(8/5〆切)

山下残による浦添オリジナル作品の出演者募集中!
将来振付作品をつくってみたい沖縄在住の中学生~50才までが対象です。

応募はこちらから→
https://choreographers.jcdn.org/opencall/choreo25_urasoe_yoko

 

コンテンポラリーダンスの‘振付家’に光をあてる、新シリーズ第十一弾。

――コンテンポラリーダンスの振付家とは? 「振りを付ける」ことに留まらず、作家であり、演出家であり、思想家であり、冒険家であり・・・。ダンスは、時には社会を察知し、真実を探るメディアにもなります。 「Choreographers」は、作品上演&トークを通して、そんな振付家の未知なる役割や新しい価値について考え、発信するシリーズです。沖縄での公演は、2022年の那覇市での開催に続いて2回目。浦添市に初上陸です。

気鋭の振付家による、全く世界観の異なる作品3本立て。コンテンポラリーダンスに関心がある方はもちろん、初めて触れる方も、ぜひトークと合わせてご覧ください。

 

[振付家・作品紹介]

<「KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD(KCA)2024」振付家作品>

高橋綾子/Ayalis In Motion (東京)
「Political Spaghetti」

振付・演出:高橋綾子
出演:小泉朱音、鈴木夢生
初演:2023年

photo: Toshie Kusamoto

あなたの好きなパスタはなんですか?

わたしはスパゲッティボロネーゼが大好きです。

普段臨床心理士、ダンスムーブメントセラピストとして病院等でも勤務をしており、日頃から触れるという行為の影響力とパワーを目の当たりにしてきました。また一方で実際には直接触れない、空間の共有や気配も同じく力強いものだと考え、不可視なエネルギーを理解し身体化したいとも考えてきました。触れるという行為と人の気配、それに対する反応は個人的な現象で定量的研究はできませんが、ダンサーの個人の身体的・心理的プロセスを身体に落とし込み共有する事で、観客がダンサーの身体を通して自身の体験として舞台作品を”肌で”感じることができると期待しています。

”Political Spaghetti”を通して根源的なふれあいの意味や空間の共有の高次的理解を深めたいと考えます。脳の体性感覚野において多くのパーセンテージを占める唇に注目し、唇同士の接触と接触部位同士をどこまで離すことが出来るかなどをリサーチしながら作品制作に取り組みました。

​>>高橋綾子インタビュー(KCA2024) 身体と感覚を通してわかり合う、その先にある平和

 

宮悠介東京
「かたちたち

構成・演出・振付:宮悠介
出演:小澤早嬉、星善之
初演:2024年6月(ムリウイ)

photo: Toshie Kusamoto

だからか私はいつだって、かたちに憧れ囚われている
私のかたちを乗り越えて、ぐしゃぐしゃでも真っ直ぐと

舞台に2つの肉体がある。
互いの人生を再生しながら同時にそれを浴び続ける。
彼らを見ていて強く思うのは、本当はかたちなんて手放したいのかもしれない。
互いに輪郭を溶かして、ぼかして、滲みだすような曲線がみえる。
ぐしゃぐしゃでも真っ直ぐとした曲線がみえる。

本作は創作にあたり、人の「かたち」に着目し次のことに取り組んだ。演者を形作るものについてのインタビュー/戯曲の交換/互いの動きの模倣による一連の動きの生成/かたちを抜け出るよう意図した曲線的な動きのルールの生成

​>>宮悠介インタビュー(KCA2024) ダンスの「かたち」を超えて

 

<地域の若手ダンサーと作る新作>

■山下残(京都
「タイトル未定

構成・演出・振付:山下残
出演:公募参加者

(左)Choreographers 2022「横浜滞在」photo: Ai Shinzato

​>>山下残インタビュー(Choreographers 2022) 言葉あるいはハザマ、余白、隙間の中から〜Choreographers2022 [沖縄公演] 対談企画「次代の振付家と沖縄の表現者によるダイアローグ」②山下残 × 西永怜央菜(アーティスト)

 

【プレトーク】
「社会とコンテンポラリーダンス作品との関係!?」
石井達朗(舞踊評論家)×吉田純子(朝日新聞社 編集委員)

「ダンスは冒険である」というタイトルの著書を刊行(2020,論創社)した舞踊評論家の石井達朗氏と、KCA2020のレビュー(2021年4月1日付朝日新聞「around Stage」)にて『ダンスの本質は、メディアであり、ジャーナリズムでもある』と評した吉田純子記者によるクロストーク。ダンスの本質に迫る45分間。面白さが深まること間違いなし!

 

――

【問合】アイム・ユニバース てだこホール TEL 098-942-4360 Mail: dance2@tedakohall.jp

【Choreographers公演 総合問合】
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
〒600-8092 京都府京都市下京区神明町241 オパス四条503
Tel: 075-361-4685 Mail: info★jcdn.org (★を@にして送信してください)

【スタッフ】
舞台監督:浜村修司 照明:伊藤雅一(㈱RYU) 音響:
宣伝美術:西岡勉

浦添公演制作・広報:アイム・ユニバース てだこホール
プロデューサー:佐東範一 ディレクター:神前沙織 全体広報・制作補佐:清水彩加

【開催クレジット】
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))|独立行政法人日本芸術文化振興会
主催:アイム・ユニバース てだこホール
共催:浦添市
全体企画・主催:NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)

Ticket

購入・予約

非公開: Choreographers 2025 浦添公演

会場
アイム・ユニバース てだこホール 小ホール
(〒901-2103 沖縄県浦添市仲間1丁目9番3号)
日時
2025年9月27日(日)14:00開演
プレトーク:13:00~13:45(12:45開場)
料金
(全席自由・税込)
一般 3,000円/U25・障がい者* 2,000円/高校生以下 1,000円
※当日500円増 ※障がい者は介助者1名も同料金 ※JCDN会員割引有
※未就学児入場不可
※プレトークは、要公演チケット提示
※「U25・障がい者」「高校生以下」チケットは、入場時に証明書をご提示ください。
※車いす席ご希望の方は事前にご連絡ください。

【チケット発売日】 7月24日(木)10:00~

 

【取扱】

■アイム・ユニバース てだこホール 窓口(第2第4月曜休館)、TEL:098-942-4360

■Teket https:// 準備中