「ダンスでいこう!!2022」松山の育成事業「カラダでTRY ANGLE」が9/11に終わりました!

2022.9.13


「ダンスでいこう!!2022」松山の育成事業「カラダでTRY ANGLE」が9/11に終わりました!
京都を拠点に全国で活動する振付家・東野祥子さん(ANTIBODIES Collective)が、
オーデイションWSで募った12名(愛媛大学と松山大学のダンス部から数名と、学部卒後にダンスを続けているという方が松山と関西からも参加)の20代のダンサーの創作をファシリテート。

参加者は3人づつ4組のグループに分かれて、各チーム3人で意見を出し合いながら8日間で10分程度の作品を形にして、音・照明・衣装ありで上演。
初めてダンスを自分で創って形にする過程を、みんながキラキラとした目で取り組んでいました。
その様子を企画運営のモガのスタッフが毎日みながら、「みんながどんどん成長していく」「クリエイションで、どんだけ人が元気になるねん~!」と驚いていました。1日5時間の稽古の後に、ダンス部の部活に行くという猛者も。

更に、東野さんの振付作品をダンサーとして踊る経験も。その振付に込めた思いを伝えることから、照明・音響のテクリハまで、そうした過程全てを経験することがひとつひとつ学びになったはず。
他にも「ダンス作品を上演するまでのいろいろな要素(制作なども含む)」を丁寧に図にしたものを見せて、どうしたら作品を世に出していけるのかを伝えてくれました。
成果上演後、東野さんから参加者へ「前のめりでどんどん開拓していって。そして苦労してください。」というメッセージも。
とても丁寧で温かいクリエイションというか、内容の詰まった育成事業でした。
参加者の感想は、「東野さんのアップをやってみたら、身体がどんどん軽くなって元気になった」とか、「今までは振付を踊るのがダンスだったので、自分の感覚から作品を創ることが新鮮で楽しかった」「即興が嫌いだだったけど楽しくなった」などなど。

また、成果上演後に「ダンスを語る場」をセッティング。文化政策の専門家・戸館さんのナビゲートのもと、創作の過程を紐解きながら、それぞれの思いを共有する時間でした。こちらは、改めてレポートをアップしたいと思います。

東野さんと(有)オフィスモガ(ダンススタジオMOGA)の皆さん、お疲れ様でした!!
愛媛大ダンス部の皆さんの仕込み&バラシ協力もありがとうございました。松山のチーム力、素晴らしいです!
ここからどう継続して育成の場を開いていくのか、考えを巡らせています。お近くの方はぜひ支援とサポートをよろしくお願いします。
松山に行かれましたら、ダンサーが創った20年続くダンスの拠点、モガをぜひ訪れてください!(K)

#「カラダでTRY ANGLE」 https://choreographers.jcdn.org/program/dance-it-is_matsuyama
#ダンススタジオMOGA http://www.moga-jp.com/
#コンテンポラリーダンス新進振付家育成事業 https://choreographers.jcdn.org/