分藤大翼
Daisuke BUNDO

人類学者

信州大学 学術研究院総合人間科学系 教授。1972年大阪府生まれ。 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。専門は、映像人類学、アフリカ地域研究。 1996年よりカメルーン共和国の熱帯雨林地域に暮らすBaka(バカ)という狩猟採集民の調査研究を行なう。  主に、歌い踊る人々の行動の分析や、歌と踊りに関わる精霊や儀礼について研究しており、故・坂本龍一氏が監修したCDブック『アフリカの伝統音楽』の制作にも参加した。また、 狩猟採集民の生活を記録した映画の制作も手がけており、作品は国内外の映画祭で上映されている。2002年より調査集落において記録映画の制作を開始。 主な映像作品に、『Wo a bele ―もりのなか―』(2005)、『Jengi』(2008)、『jo joko』(2012)、『cassette tape』(2013)、『からむしのこえ』(2019)など。作品はいずれも国内外の映画祭で上映されている。『jo joko』は第22回国際民族学映画祭(セルビア共和国 2013)において「UNESCO南東ヨーロッパ無形文化財保護地域センター特別賞」を、映画祭Les Rencontres du cinéma documentaire(フランス 2017)で「観客賞」を受賞。『からむしのこえ』は国内で制作した最初の作品である。 主な共著として、『森と人の共存世界』(京都大学学術出版会)、『見る、撮る、魅せるアジア・アフリカ! ―映像人類学の新地平―』(新宿書房)、『フィールド映像術』(古今書院)。『Lexicon 現代人類学』(以文社)他がある。

 ◎関連サイト 映画「からむしのこえ」 https://karamushinokoe.info/ 

Program

参加プログラム

  • 信州:山あいの振付キャンプ

    運営:ADM Nagano (The Arts of Dance & Movement, Nagano) 2024年9月13日(金)~16日(月祝) 3泊4日 会場:長野県筑北 …続きを見る