石井あずみ
Azumi ISHII
愛媛大学ダンス部2回生。高校までを兵庫で過ごし、その頃にコンテンポラリーダンスと出会う。呼吸や瞬きの一つまでもが「表現」となるその世界に心を奪われた。
大学では仲間と共に作品づくりに取り組むなかで、作品が生まれる喜びと難しさ、そして表現方法の多様性を学び、自らの感情や視点が作品によって揺さぶられ、また照らし返される感覚を強く実感している。
2025年9月に行われたAIRAPT-29(第29回高圧力科学と技術に関する国際会議)では各国の研究者の前でパフォーマンスを行い、ダンスが言語や文化の壁を越えて人に届くことを肌で実感。この経験は、自身の表現観を大きく広げる契機となった。
現在は愛媛大学法文学部夜間主コースに在籍し、限られた時間の中でも踊りに触れることを大切にしながら、内にある感情をいかに踊りへと昇華できるか、その在り方を模索し続けている。
卒業論文では「ダンス表現における感情伝達と受容構造(仮)」をテーマ候補に据え、表現と心理の関係性について学びを深めている。


