Choreographers 2026 八戸公演

次代の振付家によるダンス作品上演&トーク

2026年11月28日(土)18:00開演・29日(日)15:00開演

プレトーク:28日17:00~17:45(16:45開場)/29日14:00~14:45(13:45開場)

会場:八戸ポータルミュージアムはっち シアター2

振付家・上演作品:

中川絢音/水中めがね∞(東京)「しき」*KCA2024 奨励賞
磯島未来 
*青森県内在住のダンサー・表現者らと創る作品
古川茉那佳 
*地元作品
岩淵多喜子(東京)「Be」*リバイバルver

プレトーク:
石井達朗(舞踊評論家)×吉田純子(朝日新聞本社コラムニスト・編集委員)

 

★磯島未来作品の出演者を募集中! (〆切:7月31日)
https://choreographers.jcdn.org/opencall/choreo26_hachinohe_yoko

 

コンテンポラリーダンスの‘振付家’に光をあてる、シリーズ第十四弾。

――コンテンポラリーダンスの振付家とは? 「振りを付ける」ことに留まらず、作家であり、演出家であり、思想家であり、冒険家であり・・・。ダンスは、時には社会を察知し、真実を探るメディアにもなります。 「Choreographers」は、作品上演&トークを通して、そんな振付家の未知なる役割や新しい価値について考え、発信するシリーズです。

参加振付家・作品は、「KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD(KCA)2024」の受賞者・ファイナリストの作品の他、上演地域に縁のある振付家の作品(公募・選考会を経て選出、または上演地域で出演者を公募して創作)を各地で紹介します。
気鋭の振付家による、全く世界観の異なる作品4本立て。コンテンポラリーダンスに関心がある方はもちろん、初めて触れる方も、ぜひトークと合わせてご覧ください。

 

[振付家・作品紹介]

<「KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD(KCA)2024」受賞振付家作品>

中川絢音/水中めがね∞東京「しき

演出・振付:中川絢音
出演:金愛珠、平田栞、中川絢音、AYUBO
助成:公益財団法人セゾン文化財団
初演:2021年( 神奈川県立青少年センター スタジオHIKARI)

 

Choreographers2025 信州・上田公演 photo:Shinichiro Saigo  

NF F NS NC – 我かつて存在せず、そののち存在し、いまは存在せず、思い悩むことなし

自分が存在しない世界を私はまだ知りません。知りたいとも思いません。いつか世界は全てなくなるのですから。
天才も愚者も美⼈もブスも、地球ごと。だけど、何かを残すために精⼀杯になってしまうことがたまにあります。
あぁ、恥ずかしい。
そんな私を産んだ母は、骨を瀬⼾内海に撒いて欲しいらしいのです。墓より面倒臭そうです。
葬式について調べていたら、人生について考えていました。端的にいうとそんな作品です。
消えてしまった全てのものに愛を込めて。

※KCA2024 奨励賞

​>>中川絢音/水中めがね∞インタビュー(KCA2024) 「なぜダンスをするのか」を問い続ける

 

 

<青森県内在住のダンサー・表現者らと創る作品>

磯島未来(青森「現在フォークロア(仮)

構成・演出・振付:磯島未来
出演:ワークショップ参加者

多様な人たちが集まり身体を付き合わせる。
時代は巡っても踊る営みはいつまでも原始的で尊い。

どうやって踊り継いで語り継いできたのだろうか。
ここに至るまでにどんな物語があったのだろうと想像を巡らせると
目の前の踊りは厚みを増す。
厚みは作ろうと思って作れるものではないことぐらい承知しているけれど、
ドラマぐらいは生み出せるかもしれないし、追いかけてみたい。
あなたに伝えたかったし、わたしは知りたい。

 

 

磯島未来 Miki ISOJIMA

八戸市出身在住、幼少よりモダンダンスを地元で習う。上京後「黒沢美香&ダンサーズ」「ピンク」メンバーとして活動する他、ソロや多くの振付家の作品でも踊る。日本女子体育大学・舞踊学専攻卒業、その後文化庁在外研修員として2年ベルリンに滞在。帰国後、自身が演出・振付を担うグループ活動を展開する傍ら、障がいの有無や経験を問わずさまざまな人たちとダンス作品を滞在製作し上演をする。震災後、沿岸地域の郷土芸能に触れたのを機に金津流浦浜獅子躍(岩手県大船渡市)入門。郷土芸能の継承を担うとともに創作活動を続ける。青森県立八戸東高等学校・非常勤講師。

 

 


<地元作品>

古川茉那佳(青森「Hope it reaches you

構成、演出、振付:古川茉那佳
出演:一戸さくら、小亀美和、谷川莉里佳

 


「Bouquet」


「はじまりを知らない少女たちは」

現代において、「伝えること」とは何か。

「伝えない」という強い意志が衝動する、身体表現を試みる。

現代において「繋がること」「伝えること」とは何か。
仕事、人間関係、愛。あらゆる表現は他者への到達を目的とする。
しかし本作が描くのは、その逆流である。
届いてしまえば終わる関係があり、伝わらないからこそ保たれる。
到達点を失ったエネルギーが身体を内側から引き裂き、歪な軌跡を描き出す。
「伝えない」という強い意志が駆動する、身体表現を試みる。

 

 

<2000年代のコンテンポラリーダンスの名作をリバイバル>

2025年、コンテンポラリーダンス新進振付家育成事業のメインプログラム「Enjoy Dance Festival 2025 in KOBE」の上演作品として、2000年代以降の名作を現在の若手振付家・ダンサーに振り付けるリバイバル・リクリエーション上演を試みた。そのリバイバルver.を各地で再演!

岩淵多喜子 「Be」*リバイバルver.

構成・演出・振付:岩淵多喜子
出演:長谷川陽菜、合田有紀

初演照明デザイン:岩品武顕
初演共同振付・出演:太田ゆかり、大塚啓一
初演:2001年2月 横浜ダンスコレクション2001 ソロ×デュオコンペティション

 

Enjoy Dance Festival 2025 in KOBE   photo:yoshikazu inoue

自分自身であること
自分自身でありながら他者と存在すること
他者と存在しながら自分自身であり続けること

アンビバレントな感情、自信、コンプレックス、独立、依存、競争、協力、などをキーワードに、「存在する」ということについて身体的、心理的側面から考察した作品。

―1999年にDance Theatre LUDENSを設立して以降、国内外で高い評価を受ける振付家・岩淵多喜子。代表作「Be」は、横浜ソロ×デュオコンペティションで「在日フランス大使館賞」等を受賞後、国内外のフェスティバルより招聘され、2003-08年JCDN「踊りに行くぜ!!」とアジアツアーでも計10地域で上演を重ね、人気を博した。ユーモラスな場面や会話のような男女のコンタクトが味わい深い名作。

>>岩淵多喜子、合田有紀、長谷川陽菜 インタビュー(えんだんふぇす2025)
「Be」と「Against Newton」、2作品のリバイバル・リクリエーション過程を訪ねて

 

 

長谷川陽菜

静岡県出身。5歳から高校卒業までモダンバレエを学ぶ。「踊りが好き!」の気持ちが芽生えたフェーズ。大学時代はダンス部に在籍し、創作ダンスや現代舞踊を中心に多くのコンクールに挑戦。どんなダンサーでありたいのか、ぐるぐる考えた4年間。現在は会社勤めをしつつ、関西を中心に活動中。悩みながらも踊ること、表現することに励まされる日々。「その場に在る」ことに向き合って、自分の心とからだを信じ抜く強さがほしいです。

 

合田有紀

2007年~2017年、Monochrome Circusに所属し国内外問わず多くの作品に参加。2015年、野村香子と共に「ゴーダ企画」を立ち上げる。企画ごとに多分野の芸術家と共にチームを作成しコラボレーションを行う「コレクティブカンパニー」スタイルの活動を始動。令和4年度 京都市芸術文化特別奨励者。

※リバイバル上演にあたり出演者を全国公募で選出しました。

 


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【開催クレジット】
[助成] 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(芸術家等人材育成))| 独立行政法人日本芸術文化振興会
[主催]  NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
[八戸公演制作広報・事務局]  八戸ダンスプロジェクト