応募要項 KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD(KCA) 2024

KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD(KCA) 2024
公演日時:2025年 2月23日・24日(日・月休) 会場:京都府立府民ホールALTI

選考スケジュール: 応募〆切:8/25(日)  アワード公演出演者の決定:9月末 公開:10月上旬

「KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD(KCA)」は、コンテンポラリーダンス新進振付家育成事業のプロジェクトで、2020年に創設しました。全国の振付家の次なる活動へのステップとなることを目的に、作品発表の機会と賞を設け、観客と共に作品を巡るディスカッションを行います。

3回目となる2024年は、全国公募にて6組の作品を選出し、京都府民ホールALTIで2日間に分けて上演します。審査委員にダンスのプロデューサーや評論家、他分野の専門家等を招き、京都賞・奨励賞・ベストダンサー賞などを決定するほか、観客賞も設けます。各賞は、作品の完成度・魅力だけではなく、振付家の未来に対する期待を含めた後押しとなる事を目指します。

<KCAの主な特徴>
・アワード受賞作品には、次年度以降の「Choreographers」等において、日本国内の様々な地域での再演/リ・クリエーションの機会を設けます。
・地域格差をなくすために、上演する作品の振付家・出演者の交通・宿泊費をカバーするとともに、作品制作費の一部をサポートします。
・各地域での振付家の活動を後押しするため、6組の中に首都圏以外の国内に活動拠点を置く振付家の作品が含まれるようにします。

NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)


▶これまでのアーカイヴはこちら
2020(第1回)https://dance-it-is.com/program2020/kyoto2020/
2022(第2回)https://choreographers.jcdn.org/2022/program/kyotochoreographyaward2022/


 

募集〆切

2024年8月25日(日)

募集地域

全国

募集対象

応募要項参照

応募要項

【応募〆切:2024年8月25日(日) 】
本要項の内容をよくお読みの上、ご応募ください。

[対象]
応募時点で
■40歳以下のコンテンポラリーダンスの振付家。
■ダンス作品をこれまでに2作品以上発表している事。
■振付家としての成長・発展、自身の作品の発展・進化を望んでいる日本国内在住者。
■25-35分の2人以上の出演者によるダンス作品を発表したい方。

[日程詳細]
■選考プロセス
全国にて公募。資料と映像にて応募していただき、書類選考にて京都府立府民ホール ALTI(アルティ)で作品を上演していただく6組を選出します。2025年2月23日・24日(日・月休)の公演(各日3組の上演)とディスカッションを経て、受賞者を決定します。
公募〆切予定   8月25日(日)23:59
公演出演者の決定 9月末を予定
※応募の前に、公募要項に必ず目を通してください。
※一次選考の結果はメールで通知します。
※選考過程についての問い合わせは原則受け付けておりません。

■公演スケジュール(予定)
2025年
2月21・22日(金・土) 6組のテクニカルリハーサル
2月23日(日) 午前-午後 リハ・ゲネ / 夜 上演(3組)
2月24日(月休) 午前-午後 リハ・ゲネ / 夕方 上演(3組)/ 授与式
※両日とも3組の上演後、観客を交えて45分程度、作品をめぐるディスカッションを行っていただきます。

[応募条件]
■応募者自身が振付をしたオリジナルなダンス作品かつ、これまでに上演した事がある作品であること。
■デュオ以上の作品であること。(振付家自身が入っても入らなくてもよい。)
■連名やカンパニー名での共同振付作品の応募も可能。
■応募者1名(1組)につき1作品のみ応募可能。
■日本の法律で禁止されている行為と認められる内容は選外。
■会場となる京都府立府民ホール ALTI(アルティ)http://www.alti.org/theater/index.html で上演できるスケールのものであること。<舞台 プロセニアム・ステージ:間口10~12m、奥行8~10m、高さ6m>
■出演者の人数は問わないが、その人数に必然性があること。ダンサーや関係する方の年齢は特に問いません。
■25-35分の作品映像と振付家プロフィール・作品説明・応募動機などのデータ資料を〆切までに提出。
■作品映像は自身が発展・深化させたいと思う作品の映像にすること。
■提出する作品映像が25-35分でない場合、または新演出を加える場合は、変更点と要点を明記すること。
■上演内容がわかりづらくなるようなビデオエフェクト、PVのような編集映像は避けること。
■1日3組の上演のため、舞台転換が5分程度に収まる美術や道具であること。
■作品に関わる権利処理、関係者の承諾を得る手続きなどは、応募者自身が事前に行ってください。

[アワード選出者への公演に関するサポート内容]
■選出者に対して、地域格差をなくすため、原則として出演者と振付家の移動費・宿泊費を主催者が負担します。(上限あり)
■舞台・照明・音響などの基本的なテクニカルスタッフおよび機材費は主催者が負担。ただし、作品の演出上個別のテクニカルスタッフや機材を必要とする場合は、振付家の負担となります。
■作品制作のサポートとして、1団体5万円(税込)+公演入場料収入の一部を、観客の投票数に応じて出演団体に分配しお支払いします。
■京都賞・奨励賞は、次の通り作品制作費のサポートがあります。京都賞20万円・奨励賞10万円(税込)
■アワード受賞作品には、次年度以降の「Choreographers」(全国の劇場等における再演プラットフォーム)等において、日本国内の様々な地域での再演/リ・クリエーションの機会を設けます。
※但し、文化庁の採択状況によって変更になる場合がありますことをご了承ください。

[応募者全員対象のフォローアップ]
・KCAに応募される全ての振付家を対象に、オンライン・セミナーやワークショップのお知らせなど、創作環境のサポートやキャリアアップにつながる情報提供を行います。

[賞に関して]
KCA京都賞
KCA奨励賞(2組)
オーディエンス賞 (観客による投票)
ベスト・ダンサー賞(出演されたダンサーに贈る賞)

●上記5つの賞を予定。アワード審査会の公演&ディスカッションを経て京都賞、奨励賞(2組)、ベスト・ダンサー賞はアワード審査委員が決定します。なお、該当者なしの場合もあります。 

[選考・審査方法]
■書類選考/各地のダンス・オーガナイザーをはじめとする選考委員により、京都公演にて公演&ディスカッションを行う6組を選出。
※各地域での振付家の活動を後押しするため、6組の中に首都圏以外の国内に活動拠点を置く振付家の作品が含まれるようにします。
■アワード審査会/2月23日・24日の公演&ディスカッションを経て、アワード審査委員により各賞を決定します。

<アワード審査委員>*敬称略

石井達朗(舞踊評論家)
唐津絵理(愛知県芸術劇場芸術監督(アーティスティックディレクター)、Dance Base Yokohamaアーティスティックディレクター)
黒田育世(振付家・ダンサー、BATIK主宰)
高嶺格(演出家・美術家、多摩美術大学教授)
東野祥子(振付家・ダンサー、ANTIBODIES Collective 代表) 
三上さおり(世田谷パブリックシアター 劇場部企画制作担当)
鷲田めるろ(十和田市現代美術館館長)

 

<書類選考委員>*敬称略

文(NPO法人DANCE BOX事務局長) 
呉宮百合香(アートコーディネーター・舞踊評論、急な坂スタジオ プログラム・ディレクター)
萩谷早枝子(STスポット館長)
林慶一(フリーランス 制作者)
森嶋拓(北海道コンテンポラリーダンス普及委員会)
山田洋平(山田企画代表、舞台芸術家)
神前沙織(NPO法人JCDN ディレクター)

 

[選考・審査のポイント]
■既存のムーブメントを更新するような新たなダンスムーブメントの領域を開拓していくと期待されること。
■コンテンポラリーダンスの歴史や展開に新たな視座を付与するような斬新なコンセプトを提案していくと期待されること。
■ダンスの音楽性、ビジュアル性、空間性を更新していくと期待されること。
■出演者間のパフォーマンスの優れたアンサンブルやエネルギーを生み出していくと期待されること。
■ダンス以外のメディア、音楽、美術、映像、言葉、などとの領域横断的な試みにおいて優れた成果を出していくと期待されること。
■現代社会の抱える様々な課題について鋭い応答をしていくと期待されること。
※上記の項目を全て満たさないといけないということではありません。

[その他、公演に際する留意事項]
■6組の上演のため、1組に使用できる機材には限度があります。書類選考後、テクニカルに関するヒアリングシートを提出いただきます。その後、出来るだけ早い時期に1回目のテクニカルミーティング(ZOOMまたは直接)を行い、各組の上演に必要な照明・音響などを共有します。また、公演1~2週間前をめどに2回目のミーティングを行います。
■テクニカルリハーサルは、2月21日・22日に6組で時間を均等に振分け、時間をとります。公演当日(2月23日・24日)のリハーサルは、公演までに3組均等に時間を設けた後、ゲネプロを行います。
■公演の広報や集客にあたり、ご協力をお願いします。

[応募方法]
この公募の申込は、Googleフォームを使用しインターネット上で受け付けます。郵送・メールでの申請受付は行っておりません。以下のSTEPを参考にご準備ください。

STEP①  Googleアカウントの取得
(既に取得済み、使用中のアカウントがある団体は、新規アカウントの取得は必要ありません)

STEP② 申請の準備
質問事項は全17個です。Googleフォームを使用した申請手続きでは、フォーム入力中に一時保存ができませんのでご注意ください。入力前に下書き資料の作成をお勧めします。
なお、質問項目は以下よりダウンロードして、ご確認いただけます。下書きにご活用ください。

応募フォームの入力項目(WORD

STEP③ 申請  ※インターネットによる申請のみ
申込フォームURL https://forms.gle/JRwXfBdqHjMEcMou7

申込受付期間:2024年6月20日(木)~8月25日(日)23:59まで
(注意:8月25日(土)23:59までに送信ボタンを押し、Googleフォームから自動送信される「申請受付メール」を受け取った応募が対象となります。万一「申請受付メール」が届かない場合は、事務局までお問い合わせください。)

 

【問合】 京都コレオグラフィーアワード事務局(JCDN内)
メール: kca★jcdn.org (★を@に変えて送信ください)
※応募に関する質問等があれば、こちらにお送りください。

 

【開催クレジット】
主催:NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
運営アドバイサー:一般社団法人ダンスアンドエンヴァイロメント


 
<これまでのアワード受賞者・作品の再演・上演実績>

2021年
■Choreographers2021 京都公演@ロームシアター京都・サウスホール
下島礼紗「sky」(KCA2020京都賞、オーディエンス賞)
横山彰乃「海底に雪」(KCA2020奨励賞)
松木萌「Tartarus」(KCA2020奨励賞)

2022年
■Choreographers2022 静岡公演@静岡市清水文化会館 マリナート・小ホール
下島礼紗「ビコーズカズコーズ」単独公演(KCA2020京都賞「sky」、オーディエンス賞)

■Choreographers2022 沖縄公演@那覇文化芸術劇場 なはーと・小劇場
横山彰乃「海底に雪」(KCA2020奨励賞)

2023年
■Choreographers2023 北九州公演@北九州芸術劇場 小劇場
大森瑶子「Help」(KCA2022京都賞、オーディエンス賞)
岡田玲奈、黒田勇/Null「Own Own」(KCA2022奨励賞)
Aokid× たくみちゃん「HUMAN/human」(KCA2022黄金4422AIR賞)

■Choreographers2023 松本公演@まつもと市民芸術館 小ホール
池ヶ谷奏、藤村港平「対象a」(KCA2022京都賞)
横山彰乃「Zuku-Zuku-Zuku」(KCA2020奨励賞)*長野県内で出演者を募り新作上演

■Choreographers2023 松山公演@松山市民会館
大森瑶子「Help」(KCA2022京都賞、オーディエンス賞)

■Choreographers2023 新潟公演@新潟市音楽文化会館
池ヶ谷奏、藤村港平「対象a」(KCA2022京都賞)
女屋理音「エピセンター」(KCA2022ファイナリスト)