KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD(KCA)2022の応募締め切り、まもなく!(8月21日(日)24時)

2022.8.17

KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD(KCA)2022の応募締め切り、まもなく!<8月21日(日)24時>
https://choreographers.jcdn.org/program/kyotochoreographyaward2022

要項にじっくり目を通す余裕がない方に向けて、主なポイントと事務局の思いを抜粋しました↓

<対象となる人>
応募時点で
■40歳以下のコンテンポラリーダンスの振付家。
■ダンス作品をこれまでに2作品以上発表している事。
■振付家としての成長・発展、自身の作品の発展・進化を望んでいる日本国内在住者。
■25-35分の2人以上の出演者によるダンス作品を発表したい方。(出演者の年齢は問わず。)

<その他、押さえておきたい条件>
■応募者自身が振付をしたオリジナルなダンス作品かつ、これまでに上演した事がある作品であること。
■デュオ以上の作品であること。(振付家自身が入っても入らなくてもよい)
■連名やカンパニー名での共同振付作品の応募も可能。

<どんなサポートが得られるのか? 要項に書いていないことも含めて紹介します。>

・地域格差をなくすため、原則として出演者と振付家の移動費・宿泊費を主催者が負担します。
→全国どこからでも、移動費の心配をせずにチャレンジしてもらいたい、という思いから。

・舞台・照明・音響などの基本的なテクニカルスタッフおよび機材費は主催者が負担します。
(ただし、作品の演出上、個別のテクニカルスタッフや機材を必要とする場合は、振付家の負担となります。)
→テクニカルスタッフは、㈱RYUさんの手配により、本当に頼れる百戦錬磨の皆さんとご一緒できます。

・作品制作のサポートとして、1団体5万円(税込)+公演入場料収入・オンライン視聴による収益の一部を、観客の投票数に応じて出演団体に分配しお支払いします。
→観客投票数が多ければ多いほど、その収入をアーティストの皆さんにバックする仕組みです。
  これにより、少しでも作品制作・リクリエーション等のサポートになればという思いから。
  また、観客投票の仕組みによりダンスを応援してくれるサポーターを増やすきっかけに。

・京都賞・審査委員賞受賞者には、作品制作費として京都賞20万円・奨励賞10万円(税込)を支給。

・アワード受賞作品には、次年度以降に「Choreographers」(全国の公共ホール等における再演プラットフォーム)等での再演/リ・クリエーションの機会が設けられます。
→今年度は、2020受賞者が静岡・沖縄の劇場での上演が決まっています。https://choreographers.jcdn.org/
  次年度は、まだ発表できないのですが別の地域の公共劇場での上演の機会を用意しています。

・2022年度から新たに、海外在住者にもオンライン鑑賞&投票可能な環境に!
→2020では、海外からの有料視聴ができなかったのですが、2022では海外からも有料視聴及び観客投票可能なプラットフォームを活用します。また日本のダンスシーンの紹介を兼ねて、事務局による広報を積極的に行います。

以上が主なサポート内容です。
事務局に経済的体力が十分にあるわけでは全然ないのですが、それでも、文化庁の委託事業として、こうしたサポートを設けることができています。
日本で継続して活動していくには、何かと困難なことが多いのも事実ですが、海外にいく以外の道が日本の各地にもある状況を、本体の「コンテンポラリーダンス新進振付家育成事業」を通して創っていくべく主催しております。

以上のことを、KCA事務局メンバー(JCDN佐東・神前、ダンスアンドエンヴァイロメントの坂本さん・森さん)皆で考え創っているアワードです。応募〆切まであと数日ですが、日本での振付家としての活動を切望している皆さん、ぜひチャレンジしてください。お待ちしています!

※なお、他にも応募条件等はありますので、実際にご応募される前に、公募要項に必ず目を通してください。
https://choreographers.jcdn.org/program/kyotochoreographyaward2022

※応募に関する質問は、kca@jcdn.orgへどうぞ。