Report/Survey
振付家・ダンサー
(1)自身の作品作りの核になる部分を見つめるきっかけとなった
「VISION」の3日間のプログラムでは、多くの対話する時間がありました。バックグラウンドの違う受講生・講師のみなさんとの対話から、「自分にとって引っかかる言葉や事柄がなにか」が掘り起こされました。さらにWSから「VISION+」公演に至るまで、他者と自己との対話の繰り返しにより、「自分にとっての引っかかり」から「自分の核(価値観、こだわり)は何か」掘り下げることができました。ここで掴んだ「自身の核」は、今後の作品をつくり続けるための「土台」になるに違いありません。
(2)評価の受け取り方を学んだ
評価シートをもらう&自身も他の作品を評価するプロセスで、「評価にゆらぎがある」ことを経験しました。評価のゆらぎとは、
・評価の観点は、評価者のバックグラウンドや価値観によって異なる
・自身が評価する立場になったとき、数分でいくつもの評価基準をジャッジするのは大変な作業である。
ということです。
この経験を通して、今後評価機会に恵まれた際に「そのような観点もある」と評価を柔らかく受け止める姿勢を得ました。これは今後作品を作り続けるための「技術」となるはずです。
(3)「振付」という概念が広がった
「VISION」でのレクチャーや山代温泉での滞在制作は、自身の作品づくりがいかに社会や周りの環境から影響を受けているのかを客観的に見つめ直す機会となりました。また作品の上演順やお客さんの導線を決めるプロセスから、制作面が作品づくりに繋がることを実践した。この経験は、あらゆる立場で作品づくりに関わる方と協働する際の実践力となるでしょう。
プログラムに対してのご意見・ご感想など。
様々な立場の方からフィードバックや意見交換ができる機会は、大変貴重でした。