Report/Survey

レポート/アンケート

出演者・参加者

大橋武司

<2025年度>

大船渡「三陸の郷土芸能を習う旅2025」

参加されたプログラムについて。発見したこと、吸収できたこと、振付家(または振付家を志している)の方は、
特に今後の活動のプラスになったことなど。

まず身体的な側面からの発見は、リアルな郷土芸能の身体を実際に自身の体に入れていくことでいままである意味避けていたような身体に出会うことができました。そしてそこから、その長い歴史を確かに感じゆっくりと今消化しているところです。一つ一つの動き、装飾、得物に対してなぜこのように引き継がれてきたのかというところに関心は向き、何百年と続くものは何かしら常に変化を受け入れてきたものなのではないかと感じました。今回我々を受け入れてくださったように、少しずつ新しい風を通すことで伝統が風化しないように古水さんは考えていたように思います。
 そもそもの目的であったどのようにして伝統芸能が有機的に続いていくことが可能なのかのヒントを得ることに関しては、一つは強い想いを持ったコアメンバーの存在が不可欠であることを痛感しました。それ以外にやはり家族観を芸能に持ち込むことも大事だと思いました。決して消えない血のつながりに勝るものはないのかもしれません。復興させるにも継続させるにも家族をささげるほどの覚悟と気合が伝統を支えていることを学びました。その中で自分なりに再現性のある形でこれから現在の活動の地である大石田町の芸能と何か一つの風として関わっていきたいと思います。

プログラムに対してのご意見・ご感想など。

プログラムの最中も積極的にアーティスト間の交流や三陸のアート、津波の伝承館などへ行く時間があったり土地を知る時間を大切にしていることがとてもいい環境でした。それがあるうえでの芸能修行となり形だけでなく想いの部分も大切に1週間過ごせました。

<2023年度>

参加されたプログラムについて。発見したこと、吸収できたこと、振付家(または振付家を志している)の方は、特に今後の活動のプラスになったことなど。

自分自身様々なレジデンスを経験し、さらにレジデンスの運営をしているが、レジデンス毎の特色が運営者により色濃く反映されることがアーティストに伝わり、作品に消化されていくということを特に感じました。それは今まで積み上げてきた様々な経験から感じられるようになったことであると思います。黄金では日本でも稀な都市における、DIY方式のゼロ距離レジデンスが行われており、常に創作のチャンスが与えられその影響からか、いつにもましてシビアで自身の美意識に貪欲な作品を作ることができました。改めて自分がどのようなものに興味を持って創作しているのかがよく分かるよい機会となりました。


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