Report/Survey
振付家・ダンサー
今回Enjoy Dance Festivalにはダンスでいこうの開催地推薦として京都振付実験室で初めて発表させていただいた作品を上演しました。推薦が決まってから3ヶ月程時間がありましたが、リクリエーションということを初めて行い、自分でも驚いたのですが初演の頃よりも難しく感じ苦戦しました。既に形になったものを頂いたフィードバックを参考にしながら形を変えてみることによって、アイデア段階の勢いのようなものが失われているような感覚があり、うまくバランスを取る事ができなかったと思います。しかし、クリエーションの過程で新しいアイデアやダンサーの動きからも着想を得ながら特に前半の部分は前回とは違うアプローチができたと思います。今回はスケジュールの関係でクリエーションに時間が極端に少なかった事もあり、全体の構成や演出が大体決まってから1週間程で本番。といった感じだったので、そこから振付に合わせて音楽を作っていき、進行表の作成。といった流れで余裕が無くダンサーとの身体性の共有や動き自体のクリエーションが出来なかった事が後悔していることで、次回作品を作る際にはそのような時間を取る事で、動き自体の面白さやボキャブラリーを増やせればいいなと考えています。
若手の振付家の作品のフェスティバルなので集客が難しいと感じた。活動拠点では無い場所にお客様を連れて来れるほどの集客力が無いのでWSなどが同時開催であればその場所に行く理由ができるのと、お祭り感があっていいのではないかと思いました。
京都振付実験室という名前の通り、若手振付家の実験の場として開催されたプログラムで、このような場をいただける機会は自分にとっても、他の新人振付家の方々にとっても素晴らしい機会だったと思います。ストリートダンサーとしての活動が多かった自身にとっては『振付家』と呼ばれるものがダンスの動きを作る人という認識で、今回のような15〜20分程度で振付、構成、演出、美術、音楽、照明、衣装など自分の世界をどのように表現するか、と言った総合的なディレクションをするのは初めてでした。振付家として現役で活躍されている講師の方々からのワークショップでは振付作品を作る際の軸となることから、どのようにしてアイデアを作品にしていくか、さらに実践でワークをしながら短い振付を作ってみたりなど自分がいざクリエーションするとなった時に何から始めれば良いのかが明確になり、自分ならこのように組み立てられそうだ。と具体的なイメージを持つことができました。さらに他の参加者の方々とワークショップを一緒に受ける事で、自分とは違う受け取り方やアウトプットをする人に刺激を受けながら、毎回の作品プレゼンテーションでは、人に自分の作品をプレゼンテーションする事によって自分がどの方向に進んでいきたいかを語源化することで磨きがかかっていくような感覚でした。また振付を作るにあたって、他の方がどのようにクリエーションを進めているか、どのようなプロセスを踏んでアイデアから作品へと昇華させていくのかを知ることができたのも良かったです。
Qシートの書き方、照明の種類やどのような事ができるかの講座、公演後のフィードバックの機会などがあれば更に嬉しいです。
あと実際の会場でリハーサルできる時間やクリエーションの時間があれば、実験的にアイデアを試すことができそうだと思いました。