Report/Survey
振付家・ダンサー
今回、第一線で活躍されている振付家の方々のワークショップを丸一日受けることができ、私にとって非常に大きな経験となりました。特に、振付家の方たちがこれまでにどのような道を歩んできたのかという「軌跡」を知ることができたのは、普段あまりない貴重な機会でした。ダンサーや振付家としてこれからどう生きていくべきか、何をすれば良いのかは、正解がなく未知な部分が多いと感じています。私自身、ちょうど大学卒業後の進路について悩んでいる真っ最中だったため、活躍されている方々が辿ってきた具体的な道のりを知ることは、これからの自分を考える上でとても大きなヒントになりました。「こうしなければならない」という決まりはないのだと勇気をもらえた気がします。また、講師の方のお話だけでなく、一緒に参加した方々のプレゼンテーションを聞けたことも収穫でした。一つの作品が出来上がっていくまでのプロセスや、他の方がどこからインスピレーションを得て創作しているのかを知ることで、自分自身の創作の幅が広がったと感じています。他人の視点を疑似体験できたことで、これから作品を観る際の視点もぐっと増えたように思います。特に印象に残っているのは、お話を聞いた後にすぐ、自分たちで短い踊りを作ってみたことです。頭で考えるだけでなく、その場にいるメンバーと実際に体を動かしてみることで、抽象的なアイデアが具体的な形になっていく面白さを実感できました。さらに、照明や音響について相談しながら進められたことも、私にとっては初めての学びでした。照明の色や当たり方一つで受ける刺激が変わり、そこから新しい動きのアイデアが生まれるという発見がありました。作品を創る段階から、実際に舞台に載せた時のイメージをしっかりと持つことの重要性を改めて感じました。今回で得た新しい視点や創作のヒントを大切にしながら、これからの自分の活動にしっかりと活かしていきたいです。