Report/Survey
振付家・ダンサー
発見したことは、企画の趣旨に対して自分の作品がどのように関われるのか、言葉の表現(コミュニケーション)を遠慮によって出さないのではなく、出してみてから話し合うことです。
ソロで作品を企画から上演することとは違い、企画をひとつの作品と捉えて、運営の皆さんや他作家との話し合いの場をもうけること、人として関わる距離感を知りました。俯瞰して在り方を捉えたい、作品を人(社会)との関わりのなかでどのようにつくるのか、視野が開きました。(関わり方が閉じていたことに気づかされました)
プログラムに対して、というよりも、自分の個人的な反省でしたが、企画を一緒につくる上で、他作家との話し合いの時間をつくることを試みたかったです。作家のみの話し合い、そして作家と運営と両方です。それぞれの講師によるWSの内容もよかったのですが、対話することを体験を通じて、ぜひ今後とも他プログラムでも取り上げてほしいものです。今回のプログラムでは振付の段階ごと公開する実験が出来た貴重な場ですが、そのことも踏まえて、作品を提示する必要があったと思います。自分の視点では気づけなかった他者の視点(運営、観客、他作家のみなさん、出演者)それぞれ交流出来る場でした。振付家の以前に、振付とは、という点で、リハーサルを含めて4回公演それぞれ自分のやりたかった振付の仕方で違いを知り、大変傲慢で申し訳なく、しかし贅沢な機会でした。それが企画にとって、よかったかどうかは別かもしれませんが…。そのことも含めて関わり方を探り続けたいです。振付そのものに対して、今後振付とは、という視点で、作品制作よりも手前から探っていきたいと思いました。