参加されたプログラムについて。発見したこと、吸収できたこと、振付家(または振付家を志している)の方は、
特に今後の活動のプラスになったことなど。
今回リバイバル作品に参加させていただき、23年前に創作された作品が、時を経た今もこのように上演され、作品が生き続け、継承されていくことの素晴らしさとその意義を強く感じる機会となりました。
また、ダンサーとして関わらせていただいたことによって、映像を通して作品を理解することと、実際に自身の身体で踊ることによって得られる理解には、大きな違いがあることを実感しました。例えば、作品後半に声を発する場面があり、映像を見ていた当初は演出として意図的に声を用いているのだと考えていましたが、リハーサルを重ねて本番を迎える中で、自然と声を発したくなるような精神状態に至り、これは映像を観ているだけでは感じ取ることのできない、身体を通して初めて実感できる感覚であり、表現であるのだと感じました。
本作品は「重力」をテーマに扱った作品でしたが、この一つのテーマを徹底して掘り下げ、身体表現として形にしていく過程には、長い時間をかけた試行錯誤と、思考力、忍耐力など、作品創作に向き合う振付家としての在り方を間近で学ばせていただきました。また、本作品が創作された当時、振付家が現在の自分と同じ年代であったことを知り、当時どのような思いや興味を持って作品と向き合っていたのかを伺えたことも、大変興味深いものでした。自身の現在の立場と重ね合わせて共感できる部分と、時代や経験の違いから学ぶ部分の双方があり、自身のダンスへの向き合い方を考える時間でもありました。
本企画に参加したことで、振付家として創作に向き合う姿勢を学ぶとともに、今後自身が作品創作に向き合う上での大きな指針を得ることができました。
大変貴重で有意義な時間をいただき、関係者の皆様に心より感謝しております。
ありがとうございました。
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