【ダンスでいこう!!2025】大船渡「三陸の郷土芸能を習う旅」〈参加者レポート③:yumi〉
2025.10.31
「三陸の郷土芸能を習う旅」に参加した振付家のレポートを順番に紹介していきます!
👉【ダンスでいこう!!2025】大船渡:「三陸の郷土芸能を習う旅」
習った芸能:浦浜念仏剣舞・金津流浦浜獅子躍(大船渡市三陸町越喜来)
日程:10月6日(月)~11日(土)
参加振付家:大久保裕子、大橋武司、坂口友紀恵、白濵凪沙、田村興一郎、葉山悠介、彦根由実
■プログラム詳細▶️ https://choreographers.jcdn.org/program/d25_ofunato
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このたびは、貴重なプログラムに参加させていただき、ありがとうございました。
数ある伝統芸能の中でも特に金津流浦浜獅子躍という、私にとってあこがれでもあり、門戸の狭く技術レベルの高い芸能に携われたことで、とてもたくさんの学びがありました。
神楽や伝統芸能は身体の使い方がスポーツやダンスと違い、日本古来の身体の使い方だなと日頃から常に感じてはいましたが、今回1週間かけてじっくり学んだことにより、それをさらに深く知る機会となりました。
今回ともに学んだメンバーは、みなさん振付やダンスのプロばかりでしたが、普段からダンスなどで身体を鍛えている人でも、この伝統芸能の独特な身体の使い方は難しいと感じることが多かったのではないかなと思います。
特に音の取り方や道具の使い方・衣装の取り扱いなどが、難しくもあり、そこが学びでもありました。獅子と太鼓とササラとあわせて10〜15kgという、あれだけ重い衣装を背負いながらの演舞というのは、経験したことがないものでした。
また、面をつけての演舞というのも初めての体験で、視界が奪われることによる難しさというのも感じましたが、同時に人でなくなるという伝統芸能の独特の世界観にふれることができたと思います。

今回は獅子躍と念仏剣舞という二つの芸能を同時に学んだことによって、それぞれの難しさの違いということも体感することができました。剣舞は動きの自由度が高く、自分なりの動き方を自身で作り上げていくような難しさがあり、獅子躍の方は逆に動きの制約が多く、道具の重さや拘束もあり、その制約の中で正しく正確に動きをそろえていくという難しさでした。
これは普段の活動にもいえることで、群舞などで決まった振付をみなで揃えていく難しさと、1人で自由に完成させていく難しさと、どちらも違う難しさがあり、そういう意味でも学びになったと思います。
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私は普段は、舞を教えるという立場なので、自分自身のこととしてもそうですが、生徒の特性を活かして配役していくということを考えることが多いのですが、その人の特性のようなものを感じながら演舞していくという、そういう意味での学びもあったと思います。
また、日本古来の芸能というのは、思ったよりもたくさんあり、地域による違いなどもあるのだなということなど、今回初めて知ったことも多く、ぜひまたこのような機会があれば、参加したいと思いました。
1週間、それなりにハードな日程でしたが、これだけ濃密に学ばせていただける時間を作っていただけたことに感謝いたします!
ぜひまたともに学んだメンバーのみなさんとも、再会できる機会があったら嬉しいです。
1週間どうもありがとうございました。
yumi



