応募要項 KYOTO CHOREOGAPHY AWARD(KCA) 2022
KYOTO CHOREOGAPHY AWARD(KCA) 2022 応募要項
公演日時:2023年 1月28日・29日(土・日) 会場:京都府民ホールALTI
選考スケジュール: 応募〆切:8/21(日) アワード公演出演者の決定:9月末 公開:10月7日 詳細はこちら
「KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD(KCA)」は、コンテンポラリーダンスの振付家育成プロジェクト「ダンスでいこう‼」の新プログラムとして2020年に創設しました。このアワードは、振付家の次なる活動へのステップとなることを目的に、作品発表の機会と賞を設け、観客と共に作品を巡るディスカッションを行います。 2回目となる2022年は、全国公募にて6組の作品を選出し、京都府民ホールALTIで2日間に分けて上演します。審査委員にダンスのプロデューサーや評論家、他分野の専門家等を招き、京都賞・奨励賞・ベストダンサー賞などを決定します。各賞は、作品の完成度・魅力だけではなく、振付家の未来に対する期待を含めた後押しとなる事を目指します。
京都コレオグラフィーアワード実行委員会
▶これまでのアーカイヴはこちら https://choreographers.jcdn.org/archives
応募要項
【応募〆切:2022年8月21日(日) 】
本要項の内容をよくお読みの上、ご応募ください。
[対象]
応募時点で
■40歳以下のコンテンポラリーダンスの振付家。
■ダンス作品をこれまでに2作品以上発表している事。
■振付家としての成長・発展、自身の作品の発展・進化を望んでいる日本国内在住者。
■25-35分の2人以上の出演者によるダンス作品を発表したい方。
[日程詳細]
■選考プロセス
全国にて公募。資料と映像にて応募していただき、書類選考にて京都府立府民ホール ALTI(アルティ)で作品を上演していただく6組を選出します。2023年1月28日・29日(土・日)の公演(各日3組の上演)とディスカッションを経て、受賞者を決定します。
公募〆切予定 8月21日(日)24:00
公演出演者の決定 9月20日頃を予定
※応募の前に、公募要項に必ず目を通してください。
※一次選考の結果はメールで通知します。
※選考の過程で、オンラインによるインタビューを行う場合があります。
※選考過程についての問い合わせは原則受け付けておりません。
■公演スケジュール(予定)
2023年
1月26・27日(木・金) 6組のテクニカルリハーサル
1月28日(土) 午前-午後 リハ・ゲネ / 夜 上演(3組)
1月29日(日) 午前-午後 リハ・ゲネ / 夕方 上演(3組)/ 授与式
※両日とも3組の上演後、観客を交えて45分程度、作品をめぐるディスカッションを行っていただきます。
[応募条件]
■応募者自身が振付をしたオリジナルなダンス作品かつ、これまでに上演した事がある作品であること。
■デュオ以上の作品であること。(振付家自身が入っても入らなくてもよい)
■連名やカンパニー名での共同振付作品の応募も可能。
■応募者1名(1組)につき1作品のみ応募可能。
■日本の法律で禁止されている行為と認められる内容は選外。
■会場となる京都府立府民ホール ALTI(アルティ)http://www.alti.org/theater/index.html で上演できるスケールのものであること。<舞台 プロセニアム・ステージ:間口10~12m、奥行8~10m、高さ6m>
■出演者の人数は問わないが、その人数に必然性があること。ダンサーや関係する方の年齢は特に問いません。
■25-35分の作品映像と振付家プロフィール・作品説明・応募動機などのデータ資料を〆切までに提出。
■作品映像は自身が発展・深化させたいと思う作品の映像にすること。
■提出する作品映像が25-35分でない場合、または新演出を加える場合は、変更点と要点を明記すること。
■上演内容がわかりづらくなるようなビデオエフェクト、PVのような編集映像は避けること。
■1日3組の上演のため、舞台転換が5分程度に収まる美術や道具であること。
■公演は、会場での上演とオンライン配信の両方を行います。現時点では、ZAIKOのストリーミング配信を予定しています。使用楽曲に関して、JASRAC登録曲は、ZAIKOの包括契約で使用できますが、登録されていない楽曲に関しては、ご自分で権利許諾や著作権料等のお手続き負担を事前に行っていただく必要があります。
[アワード選出者への公演に関するサポート内容]
■選出者に対して、地域格差をなくすため、原則として出演者と振付家の移動費・宿泊費を主催者が負担します。(上限あり)
■舞台・照明・音響などの基本的なテクニカルスタッフおよび機材費は主催者が負担。ただし、作品の演出上個別のテクニカルスタッフや機材を必要とする場合は、振付家の負担となります。
■作品制作のサポートとして、1団体5万円(税込)+公演入場料収入・オンライン視聴による収益の一部を、観客の投票数に応じて出演団体に分配しお支払いします。
■京都賞・審査委員賞は、次の通り作品制作費のサポートがあります。京都賞20万円・奨励賞10万円(税込)
■アワード受賞作品には、次年度以降に「Choreographers」(全国の公共ホール等における再演プラットフォーム)等での再演/リ・クリエーションの機会を設けます。
■2022年度から新たに、海外在住者にもオンライン鑑賞&投票可能な環境を整えます。国内だけでなく国外への広報も積極的に行う事で、振付家の活動を広げる機会につなげます。
[応募者全員対象のフォローアップ]
・KCAに応募される全ての振付家を対象に、オンライン・セミナーやワークショップのお知らせなど、創作環境のサポートやキャリアアップにつながる情報提供を行います。
[賞に関して]
KCA京都賞
KCA奨励賞(2組)
オーディエンス賞 (オンライン含む観客による投票)
ベスト・ダンサー賞(出演されたダンサーに贈る賞)
黄金4422 AIR賞
●上記5つの賞を予定。アワード審査会の公演&ディスカッションを経て京都賞、奨励賞(2組)、ベスト・ダンサー賞はアワード審査委員が決定します。なお、該当者不在になることもあります。
●KCA京都賞・奨励賞受賞作品は、次年度以降に「Choreographers」(全国の公共ホール等における再演プラットフォーム)等での再演/リ・クリエーションの機会が設けられます(※)。
●黄金4422 AIR賞は、次年度以降の「ダンスでいこう!!」プログラムとして、ダンスハウス黄金4422(名古屋)のレジデンス・アーティストに選出。作品制作スペース・宿泊施設・移動費・制作費のサポートの他、照明・音響・制作等の講習プログラムを予定しています(※)。
※但し、文化庁の採択状況によって変更になる場合がありますことをご了承ください。
[選考・審査方法]
■書類選考/各地のダンス・オーガナイザーをはじめとする選考委員により、京都公演にて公演&ディスカッションを行う6組を選出。
■アワード審査会/1月28日・29日の公演&ディスカッションを経て、アワード審査委員により各賞を決定します。
<アワード審査委員> ※五十音順、敬称略
石井達朗(舞踊評論家)
唐津絵理(愛知県芸術劇場エグゼクティブプロデューサー、Dance Base Yokohamaアーティスティックディレクター)
黒田育世(振付家・ダンサー、BATIK主宰) ※0617 up date
高嶺格(演出家・美術家、多摩美術大学教授)
寺田みさこ(ダンサー/振付家) ※0617 up date
三上さおり(世田谷パブリックシアター 劇場部企画制作担当) ※0617 up date
鷲田めるろ(十和田市現代美術館館長)
ゲスト:浅井信好(振付家・ダンサー、ダンスハウス黄金4422 代表)※黄金4422 AIR賞
<書類選考委員>
浅井信好 (ダンスハウス黄金4422・月灯りの移動劇場代表)
文 (NPO法人DANCE BOX事務局長)
鄭慶一 (フリーランス プロデューサー)
萩谷早枝子(STスポット制作)
林慶一 (フリーランス 制作者)
松本千鶴 (高知県立美術館・企画事業課主幹)
森嶋拓 (北海道コンテンポラリーダンス普及委員会)
神前沙織 (NPO法人JCDN ディレクター)
一般社団法人ダンスアンドエンヴァイロメント
[選考・審査のポイント]
■既存のムーブメントを更新するような新たなダンスムーブメントの領域を開拓していくと期待されること
■コンテンポラリーダンスの歴史や展開に新たな視座を付与するような斬新なコンセプトを提案していくと期待されること
■ダンスの音楽性、ビジュアル性、空間性を更新していくと期待されること
■出演者間のパフォーマンスの優れたアンサンブルやエネルギーを生み出していくと期待されること
■ダンス以外のメディア、音楽、美術、映像、言葉、などとの領域横断的な試みにおいて優れた成果を出していくと期待されること
■現代社会の抱える様々な課題について鋭い応答をしていくと期待されること
*上記の項目を全て満たさないといけないということではありません。
[その他、公演に際する留意事項]
■6組の上演のため、1組に使用できる機材には限度があります。アワード選出後、テクニカルに関するヒアリングシートを一回目の打合せまでに提出いただきます。その後、出来るだけ早い時期に1回目のテクニカルミーティング(ZOOMまたは直接)を行い、各組の上演に必要な照明・音響などを共有します。また、公演1~2週間前をめどに2回目のミーティングを行います。
■テクニカルリハーサルは、1月26日・27日に6組で時間を均等に振分け、時間をとります。公演当日(1月28日・29日)のリハーサルは、公演までに3組均等に時間を設けた後、ゲネプロを行います。
■公演および配信の広報や集客にあたり、ご協力をお願いします。
■コロナウイルス感染拡大の状況によって、会場である京都府立府民ホール ALTI(アルティ)と相談の上、感染拡大防止対策をした上で実施します。京都府に緊急事態宣言などが発せられた場合は、中止の可能性もあることをお含みください。
[応募方法]
この公募の申込は、Googleフォームを使用しインターネット上で受け付けます。郵送・メールでの申請受付は行っておりません。以下のSTEPを参考にご準備ください。
STEP① Googleアカウントの取得
(既に取得済み、使用中のアカウントがある団体は、新規アカウントの取得は必要ありません)
STEP② 申請の準備
質問事項は全17個です。Googleフォームを使用した申請手続きでは、フォーム入力中に一時保存ができませんのでご注意ください。入力前に下書き資料の作成をお勧めします。
なお、質問項目は以下よりダウンロードして、ご確認いただけます。下書きにご活用ください。
応募フォームの入力項目(WORD)
STEP③ 申請 ※インターネットによる申請のみ
申込フォームURL https://forms.gle/4tNxLwpYgyXHd7qt7
申込受付期間:2022年6月20日(月)〜8月21日(日)24:00まで
(注意:8月21日(日)24:00までに送信ボタンを押し、Googleフォームから自動送信される「申請受付メール」を受け取った応募が対象となります。万一「申請受付メール」が届かない場合は、事務局までお問い合わせください。)
【問合】 京都コレオグラフィーアワード実行委員会事務局
メール: kca★jcdn.org (★を@に変えて送信ください)
※応募に関する質問等があれば、こちらにお送りください。
【開催クレジット】
京都コレオグラフィアワード実行委員会事務局:
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
一般社団法人ダンスアンドエンヴァイロメント