藤村港平
Kohei FUJIMURA
東京、横浜を拠点に舞踊家・音楽家として活動。平山素子にダンスを学び、音楽理論と器楽奏法をタツキアマノに師事する。 2020年以降「身体は如何にして”舞踊する身体”として再構築されるのか」という問いを出発点にリサーチや実験的なパフォーマンスを開始。また、この問いの延長として「ダンスと音楽の関係性」に着目することからダンスの発生を問うことを目的とした作品の制作を行う。2022年には、構造主義の思想を援用し、ダンスの前提する積極的意思や主体性を転覆することを試みた作品「対象a」がKyoto choreography Awardにて【京都賞】を受賞。その他に、「PreDanceMusic」や「2本のフルートと踊りのための断章」などが代表作に挙げられる。
筑波大学大学院人間総合科学研究科修了。修士論文は「ダンサーの身体に現れる即興的性質に関する研究」。DaBY レジデンスアーティスト。